
「日本のアンデルセン」と呼ばれる玖珠町出身の児童文学者、久留島武彦の生誕150年にあわせて、郷土玩具の展示会が玖珠町で開かれています。
久留島武彦は1874年に生まれ、明治から昭和にかけて多くの童話を発表したり、全国各地で童話を語ったりしたことで知られています。
ことしが久留島の生誕150年にあたることから、玖珠町にある久留島武彦記念館では、記念事業の第一弾として、郷土玩具の展示会が開かれています。
久留島はおもちゃは親が子にあったものを作って与える方がよいという考えで、自らも全国の郷土玩具を収集してきました。
記念館には久留島が収集した全国の郷土玩具など200点が紹介されています。
この中には、犬にまたがった桃太郎の人形もあり、久留島は人間が動物たちと助け合う桃太郎の話を引用して、違いのある者同士が助け合うことの大切さを説いていたということです。
また、長野県で作られた高さ4センチほどの木製の人形には、久留島が「梓人形」と名付けたことが裏側に記されています。
展示されているおもちゃの多くは、実際に触って遊ぶこともできます。
記念館のキム・ソンヨン館長は「手作りの郷土玩具の素朴で暖かな雰囲気を親子で感じて楽しいひとときを過ごしてもらえれば」と話しています。
この展示会はことし3月31日まで開かれています。
からの記事と詳細 ( 久留島武彦の生誕150年 玖珠町で郷土玩具の展示会|NHK 大分県のニュース - nhk.or.jp )
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