
2022年10月17日 20:29
10月9日、佐世保市で市道のガードパイプがはずれ高齢の男性が転落した事故について、現場付近には、ほかにも壊れたまま放置されたガードパイプがありました。
KTN記者 「現場では今、新しいガードパイプを設置する工事が進められている。そして取り外されたガーパイプを見てみると、穴が開いていたり、簡単に取れてしまうほどさびが進んでいる」
10月9日、佐世保市天神2丁目に住む87歳の男性が市道から約2メートル下に転落しケガをしました。
市道には市が管理するガードパイプが設置されていましたが、腐食し、外れていました。
付近にはさらに酷い状態で放置されたガードパイプもありました。
KTN記者 「先ほどの事故現場から車で5分ほど、こちらのガードパイプですが、完全に取れてしまっていたり、そしてこちらは錆びてしまっている、とても危険な状態です」
佐世保市大黒町の市道のガードパイプはいつから外れているのか。
写真を見ると2019年には外れていませんが、1年後には外れているのが確認できます。
約2年も外れた状態であったことが分かります。
近くの住民 「危ないねと私思っているけど、市役所の人が全然見に来ない、回ってくればいいのに。早く直さないと」
先週金曜日(10月14日)に開かれた佐世保市議会の都市整備委員会の協議会で、市側は管理に問題があったと認め謝罪しました。
佐世保市は全市道のガードパイプなどを定期的に目視で点検しているということですが、事故のあった現場は2019年6月の点検が最後でした。
委員会のメンバーからは厳しい意見が相次ぎました。
都市整備委員会 宮田 京子 委員 「いままでの管理体制をしっかりと見直さないといけない」
都市整備委員会 長野 孝道 委員 「認識、意識がちょっと欠落しているのでは」
土木部 田島 克巳 部長 「異常があれば通報していただき、我々としても今後意識を新たにして進めていきたい」
佐世保市は早ければ今週末から緊急の一斉点検を始める予定で、市道のガードパイプなどに破損や腐食がないか確認するということです。
からの記事と詳細 ( 佐世保市でガードパイプがはずれ高齢者が転落 市の管理に問題は - KTNテレビ長崎 )
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