
先日、何十年かぶりにデパートのおもちゃ売り場を訪れて戸惑った。友人の8歳と6歳の娘に贈るクリスマスプレゼントを探しに行ったのに、ピンクや赤に彩られ、キラキラした「女の子向け」を集めたコーナーが見当たらない。1時間ほどうろうろしたあげく、結局、何も買わずにデパートを後にした。
帰宅してからインターネットで調べると、性別で区別しない「ジェンダーフリー」の波がおもちゃにも及んでいるらしい。参考までに、友人に娘の好みを聞いてみた。「薄い緑や紫、水色が好きかな。もっと小さい頃は、『きかんしゃトーマス』が大好きでグッズを持っていたよ」。おもちゃ売り場で感じた「謎」が少し解けてきた気がした。
でも疑問も残った。性別を巡る無意識の思い込みに、おもちゃがどう関係してくるのか。保育環境に詳しい専門家を訪ねることにした。
からの記事と詳細 ( 24色のペン:おもちゃのチカラ=田中理知(中部報道センター) - 毎日新聞 )
https://ift.tt/T0w2xM9
No comments:
Post a Comment