
バンカーショットでは、フェースを地面に対して真上になるぐらい開き、ボールの1個分手前をたたくことで、ウェッジのバウンスが正しく機能することを解説しました。今回は、ガードバンカーの基本的な打ち方と、アゴが高く、ピンまでの距離が近い時の対処法をレッスンします。
ガードバンカーでは、目標よりも少し左を向き、ややオープンにスタンスをとります。ボール位置は少し左、体重は左6対右4、フェースはピンよりも右に向けてフェースは開いて構えます。前回話しましたが、このときハンドファーストにしないこと。逆にハンドレイトに構えてフェースを開いてください。体を右に傾けるとハンドレイトになりますが、右に傾けるのと右肩を下げるのとは全く違うので要注意。あとは、そのまま目標に向かってボールの1個手前にソールをたたきつけて振り抜くと、きれいなエクスプロージョンショットになります。
また、アゴが高くピンに近いときは、ハンドレイトにして左7対右3体重で構え、フェースを開いてボールの手前を打ち抜きます。このとき、ボールを上げようと意識しないこと。ボールを上げようとすると右肩が下がって右足に体重が移動し、左4対右6体重になります。こうなればトップやダフり決定。バンカーから脱出できる気配すらなくなります。
いずれにしてもバンカーでは左足体重を意識すること。左足1本で立って打つ練習も効果的です。そして球を上げようとはせずに、正しく構えてクラブにしっかり仕事をさせるとバンカーは苦手ではなくなるはずです。(6月7日配信予定の次回はライ別の対処法です)
◆平田 憲聖(ひらた・けんせい)2000年11月26日、大阪府生まれ。21歳。8歳からクラブを握り、12歳で本格的にゴルフを始める。大阪学院大高から大阪学院大へ進学。21年の日本学生選手権で優勝。同年12月のJGTOファイナルQTで2位に入り22年シーズンの出場権を獲得、プロに転向する。今シーズンは現役大学生(4年生)としてレギュラーツアーに参戦。得意クラブはサンドウェッジ。170センチ。大阪学院大所属。
からの記事と詳細 ( 【平田憲聖のスコアアップ大作戦〈5〉】ガードバンカーの基本 オープンに構えてフェース開いて目標より右へ - スポーツ報知 )
https://ift.tt/50PsUCM
No comments:
Post a Comment