四歳の娘は毎日、おもちゃを部屋いっぱいに広げて遊んでいる。そこで、昨年末、おもちゃを自分で片づけられるようにと、段ボール箱で扉の開閉ができる道具入れを作ってあげた。表には不要になるその年の娘の好きな犬のカレンダーの写真を貼り付けてみた。
ある時、同じように四角く扉が開くからか、娘が私や妻が使うのを見ている電子レンジを「作って」と言ってきた。幼いころから得意な図画工作の腕を生かし、扉の開閉ができるようにし、色画用紙を貼り、ボタンを付けて仕上げた。
すると娘は、積み木のように遊んだり、カウンターに見立ててお店屋さんごっこをしたり、レンジの中におもちゃの食べ物を入れて温めるまねをしたり。自分の手作りのもので遊んでいる姿を見ているとうれしくもあり、私も童心に帰ってまた何か作ってみようと楽しんでもいる。
子ども向けの動画やキャラクター玩具があふれる昨今だが、身近にあるもので工夫して作り、遊ぶ。そして、それらを通じて物を大事にする気持ちを育ててほしいと願っている。私も娘に飽きられるまで何かを作って一緒に遊びたいと思う今日この頃だ。=名古屋市西区、会社員宮崎太郎(43)
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