Pages

Wednesday, January 8, 2020

山陰中央新報社|お下がりで子育て応援 衣服やおもちゃ、思い出もリレー - 山陰中央新報

「おさがりマルシェ」で子ども服を品定めする来場者
 「育児用品を売っても、たいしたお金にならない。それなら無料で手渡して、子育て中の家庭を応援したい」-。松江市内の子育て中の母親たちが、おもちゃや衣服など育児用品を収集し「おさがりマルシェ」と題して無償で譲る活動を展開している。ご近所同士でお下がりを融通し合う習慣が消えかける中、「もったいない」精神に光を当て、地域ぐるみで子育てに取り組む。

 おさがりマルシェは2016年、同市玉湯町の女性グループがサン・エールたまゆ(松江市玉湯町湯町)内の子育て支援センターで始めたイベントが前身。メンバーの出産や転勤に伴って休止したが、伊藤梨香さん(41)、坂根美保さん(45)らセンターを利用する7人が中心となり17年に再開した。同センターなどで2カ月に1回開き、毎秋の玉湯公民館の文化祭にも出展する。

 並べるのは幼児や小学生用の衣類やおもちゃ、ベビーカーやチャイルドシート、マタニティ用品などさまざま。メンバーによる回収のほか、センター利用者が置いて帰ったり、マルシェ開催日に来場者が持ち込んだりして品物を集める。

 子どもの成長とともに必要な物がめまぐるしく変わる育児用品は、使用期間が短い。一方で痛みや汚れが付きやすいため、リサイクルショップの買い取り価格は高額にはなりにくいという。「それなら無料でも喜んで使ってもらったほうがいい」と伊藤さん。来場者、出品数ともに回を重ねるごとに増え、昨年12月の開催日には千点以上の品が並んだ。

 18年度からは国際ソロプチミスト松江を通じて、余った衣服や文房具をカンボジアに寄贈する活動も始めた。伊藤さんは「自分の子どもが着ていた服を使ってもらえるとうれしくなる。ママたちが気軽に集える場として続けたい」とし、坂根さんは「もったいないという気持ちを大切にしながら、子育て世代を後押ししたい」と話している。

Let's block ads! (Why?)



"おもちゃ" - Google ニュース
January 09, 2020 at 09:13AM
https://ift.tt/35BoOV1

山陰中央新報社|お下がりで子育て応援 衣服やおもちゃ、思い出もリレー - 山陰中央新報
"おもちゃ" - Google ニュース
https://ift.tt/38gbB6A
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment