たくさんの木製玩具で遊べる「ふるさと体験 おもちゃ美術館」(木曽町新開)の開館を前に、館内で玩具の遊び方を教えるボランティア「おもちゃ学芸員」の出発式が九日、町内の木曽福島保健センターであった。地元住民ら六十人が参加し、制服の赤いエプロンを受け取った。
旧黒川小学校の木造校舎や体育館を改修した町の施設で、木育や多世代交流、木材産業の振興につなげるのが狙い。十一月十九日の開館に向けて昨夏から五期に分けて学芸員を募り、二日間の養成講座を受講した百三人が登録されている。
式で指定管理者のNPO法人「ふるさと交流木曽」の下原照雄理事長(80)は「おもちゃと遊びの魅力を伝える案内人として施設を支えてほしい」と激励した。
学芸員代表の千村香代さん(73)=同町福島=は「木のぬくもりのような温かな交流ができるよう笑顔で努めたい」と決意を語った。今後はシフト制で来館者をもてなし、活動日数に応じて町内で使える商品券などがもらえる。
おもちゃ美術館は木曽を含めて全国に十カ所ある。
(戸田稔理)
からの記事と詳細 ( おもちゃ美術館、「学芸員」に制服 木曽町で11月開館 - 中日新聞 )
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