夏休みが始まってから間もなく2週間。お子さんの自由研究の進み具合はいかがですか。自由研究は子どもが興味を持ったことについてじっくり追究する機会になりますが、保護者のサポートが必要なことも少なくありません。
工作は子どもたちが楽しく遊びながら取り組めます。札幌市在住のおもちゃコンサルタント野口聡子さんに、身近な材料で簡単に作れ、見栄えもよい作品の作り方を、小学校の低学年・中学年・高学年別に教えてもらいました。制作にかかる期間は1、2日で、アレンジもできます。ぜひ参考にしてみてください。
「自由研究を思い出に」野口さんが考える親の関わり方
野口さんは小学3年生の双子の息子さんを育てています。一昨年はコロナ禍の影響で自由研究がなく、2年生になった昨夏に初めて取り組みました。子どもの「好き」を出発点に何をやりたいかを一緒に考え、感触遊びが好きな長男はスライムを作り、天然石の収集に興味があった次男は天然石でアクセサリーを制作しました。
テーマはすんなりと決まったのでしょうか。野口さんは「低学年の場合、自由研究の概念があまりピンときていない子も多いので、親がおおまかなテーマをいくつか挙げてみる必要があるかもしれません」と話します。野口家でも、次男は天然石と自由研究をどう結び付ければよいか分からない様子でした。そこで野口さんが「アクセサリーにしてみたら?」と提案。次男はそこからさらに発想を広げ、色とりどりの宝石をつくってくれました。
制作中はあいまいに手助けすることがポイントといいます。「ここは何センチと細かく指示するのでなく、大体こんな物をつくろうと投げかけましょう。必ずしも上手くはいきません。子どもは試行錯誤や失敗してもやり直す粘り強さを学ぶことができます」
完成した作品は絵など平面的なものであれば、100円ショップなどで売られているA3サイズの収納ケースにいれて保管。かさばる立体物は写真を撮り、他の作品と合わせてフォトブックにまとめているそうです。子どもと作品を一緒に写した写真も残しています。
野口さんは「親の中には自由研究のサポートを負担に感じる方もいるかもしれません。でもいつか『あの時、楽しかったな』と振り返ることができます。家族のいい思い出になりますよ」とエールを送ってくれました。
<低学年向け>キャンプで映える「張り子ランプシェード」
<中学年向け>口にカードを入れると…?「変身モンスター」
<高学年向け>ぐるぐる渦巻が楽しい「ゴッホ風♪立体星月夜アート」
お話を聞いたのは…
取材・文/生田憲
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