
この記事は、朝日新聞東京版紙面の連載「ぶらりふらり」の檜原村①として、2021年3月4日に掲載したものです。
今月は、島しょ部を除けば東京都で唯一の村、檜原村へ。少子高齢化が年々進み、人口約2千人の半数以上は高齢者。村はどこへ向かおうとしているのか――。
村北部の小沢地区。ここを拠点に、ひとつのプロジェクトが動き出している。「檜原村トイビレッジ構想」。総面積の93%を占める森林資源を生かして木工・おもちゃ産業を根づかせ、体験型の施設を舞台に幅広い年代層をひきつけて、「日本一有名なおもちゃの村」を目指そうというものだ。
母校の「お別れ会」で決断
施設は「檜原森のおもちゃ美術館」と称し、2021年秋の開館を予定している。JR五日市線の終点・武蔵五日市駅からバスで30分余。「小沢」の停留所で降り、少し歩くと建設現場が見えてくる。
隣の工房ではすでにおもちゃ…
からの記事と詳細 ( 【初回】「おもちゃの村」へ森林を生かす 東京の村・檜原村を訪ねて [東京インサイド] - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/s5zgw07
No comments:
Post a Comment