キャラクター像などが出迎える「トイ・ストーリーホテル」＝いずれも浦安市の東京ディズニーリゾートで
浦安市の東京ディズニーリゾート（ＴＤＲ）に五日、ディズニーブランドでは五番目のホテル「トイ・ストーリーホテル」が開業する。ディズニー・ピクサー映画「トイ・ストーリー」シリーズをホテルで再現し、おもちゃの世界に入り込んだ感覚を楽しんでもらう。中島伸総支配人は「二つのテーマパーク（ディズニーランドとディズニーシー）だけでなく、ホテルでも特別な体験をしていただければ」と話している。（保母哲）
ホテルは、ディズニーリゾートライン「ベイサイド・ステーション」駅のほぼ正面に建設された。地上十一階、地下一階建てで、ホテル棟の延べ床面積は約四万平方メートル。客室は三〜十一階にあり計五百九十五室。
オリエンタルランド（浦安市）が土地と建物を所有し、運営は同社子会社のミリアルリゾートホテルズ（同）が行う。投資額は約三百十五億円としている。開業を前に、報道関係者向けの内覧会があった。
外観は積み木を組み立てたようにデザインされ、太陽と白い雲が浮かぶ街並みをイメージした。エントランス前は映画に登場するキャラクター像（高さ約四メートル）などが並ぶ広場になっている。
客室やロビー、エレベーターホール、中庭をはじめ、調度品や備品にもキャラクターなどがあしらわれている。館内にはグッズを取り扱うショップやレストランもある。
中島総支配人によると、映画「トイ・ストーリー」は子どもから大人まで人気があり、テーマパーク内にもこの映画のアトラクションがあることから、国内のディズニーホテルでは初めて映画をテーマに建設したという。
また、ベイサイド・ステーションの隣接地では、六番目となるホテルの建設が二〇二三年度開業を目標に進んでいる。こちらの客室は四百七十五室となる見通し。
映画のキャラクターをイメージした客室
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