木曽町の木曽青峰高校インテリア科の三年生三人が、名古屋市科学館に贈る木のおもちゃを作った。「動かす」「手を使って遊ぶ」をテーマにした玉転がしや万華鏡などの力作で、十八日にオンラインで贈呈式が開かれる。(戸田稔理)
取り組みは二〇一三年から続いている。生徒は四月から授業で試作を重ね、科学館の職員らからオンラインで助言を受けながら、来場した子どもが遊ぶおもちゃを完成させた。
近藤久美子さん(18)は歯車を回してボードを傾け、障害物を避けながら玉を転がす「上げ下げ障害物」を制作。知育玩具として「簡単すぎず」、子どもが使うので「難しすぎず」のバランスを意識し、障害物の配置にこだわった。
石橋ほの香さん(18)は二つの筒を使い、左右で模様が異なる「双眼鏡風万華鏡」を作った。「今までに贈ったおもちゃは視覚を使うものが少ない。日本の伝統を生かしながら見て楽しめるものを作りたかった」と理由を話した。
西田智陽さん(18)は木棒が付いた複数の板をてこの原理で持ち上げ、玉を飛ばす「組替球転」を手掛けた。「木曽から贈るので地元産のヒノキやサワラを使った」と言い、「親子や友達と協力して楽しんでほしい」と呼び...
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