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Tuesday, December 29, 2020

段ボールで飛沫ガード 近大と紙器メーカー共同開発 - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞

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大阪ニュース

2020年12月30日

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東大阪市の紙器メーカー「マツダ紙工業」と近畿大の学生が、段ボールを応用した携帯用飛沫(ひまつ)対策ボード「ファイルDeガード」を共同開発した。卓上のパーティションとして、カフェや図書館など食事や自習中の使用を想定しており、書類をはさむこともできる。20代を含む幅広い世代で感染が広がっていることから、若者のアイデアを随所に取り入れた。

持ち運びでき、書類をはさんだり付箋を貼り付けることもできる「ファイルDeガード」=東大阪市の近畿大

 同社では、食事中に長時間マスクを外すことが、感染拡大のリスクにもなっている点を問題視。「面倒くさいことは受け入れられないのではないか」(松田和人社長)と考え、若者が手軽に利用できる商品開発を模索してきた。

 商品を展開した際の高さ42センチは、対面と目線を合わせつつ口元を隠す配慮をしており、175グラムと薄型・軽量で、折り畳んで持ち運べるのが特徴。

 8月ごろから経営学部・文能照之教授ゼミの学生3人と共同で試作を重ね、書類をはさむ「ファイル型」の機能を追加したのは学生の発案だ。内面は「集中」を促すベージュとグレーの2色展開で、学習の一助として付箋を貼り付けられる用途も提案している。

 3年の高瀬いづみさん(21)は「食事のシーンだけでなく、自習にも使ってほしい。囲っているので、周りの目を気にせずに集中できる」とPRしている。

 価格は990円(税込み)。当面は通販サイトなどで取り扱う。

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