
“密”になりやすいレストランを利用しなくていいようにスループレーを推奨するなど、各ゴルフ場が新型コロナウイルス対策に工夫を凝らしているが、山梨県にある富士レイクサイドカントリー倶楽部ではレストランを利用できるように「エチケットガード」なる機器を導入したという。果たしてそれはどんなものか、取材した。
アクリル板を十字に組みあわせてテーブルを仕切る
「お客様の中にはスループレーではなく、途中で休憩をとりたいという方もいらっしゃいます。そのため、一概に営業しないのではなく、なにか対策をとれないかと思い、緊急事態宣言が発令されてから支配人考案のエチケットガードを導入しました」(富士レイクサイドカントリー倶楽部・副支配人の日向智秀氏)
“エチケットガード”とは同倶楽部支配人が開発したレストランのテーブルに設置する仕切り板のこと。レストランのテーブルを十字に組みわせた透明なアクリル板で仕切ることで、同伴者とひとつのテーブルを囲んで食事ができる。対面での食事は飛沫感染の心配があるが、その心配を払拭するためのアイデアのようだ。
実際に同コースでプレーし、エチケットガードが設置されたテーブルで食事もとったというプロゴルファー・永井延宏はこう感想を聞かせてくれた。
「感染対策としてテーブルを広く使ったりだとか、外を向いて食べたりとかは見ましたが、『エチケットガード』は初めてでしたね。実際に食事をしましたが、狭苦しい感じもなく、このご時世だから安心感もあります。意外としばらくすると街中でも当たり前の光景にもなるかもしれませんね」(永井)
それにしてもこのエチケットガード、どのように調達したのだろうか? 日向氏は言う。
「実はいつもレストランのテーブルに敷いてあるアクリルのパネルを加工したんです。業者さんに半分に切ってもらい、それを十字に組み合わせる形にしました。ただクロスに組んだだけでは隣同士が完全にガードできないので、それにプラスしてハネのような形で外側につけている部分は手作りしました」
レストランは朝と昼のみの営業で、パーティは受け付けていないというが、レストランを利用したゴルファーからは好意的な声が多いそう。さらに日向氏は「スループレー希望のゴルファーにはテイクアウトのお弁当を用意して、どちらでも対応できるようにしています」と教えてくれた。
感染防止のためスループレーが推奨され、それを多くのゴルファーが好意的に利用している。そんななか、アフターコロナを見据えて、どのような営業形態がベストか、各ゴルフ場が模索しているのが現状だ。昼休憩を挟みたいという要望に応えるための工夫から生まれた「エチケットガード」も有効な方法のひとつかもしれない。
みんなのゴルフダイジェスト編集部
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