ガーディアンズが、7月26日のトレードでドジャースから獲得した右腕ノア・シンダーガード投手を(30)DFA(メジャー40人枠から外す措置)とした。MLB公式サイトが伝えている。

シンダーガードは27日のブルージェイズ戦で6回まで投げて3本のホームランを浴びるなど、4安打5失点3四球という内容。チームは10-7で試合に勝利したものの、テリー・フランコナ監督はシンダーガードについて「ホームランのせいで少し乱れたようだ。そのせいで彼がイライラしていたのは分かっている」と話した。

これで、8月の5試合で許した本塁打は10本となったシンダーガード。ガーディアンズでの先発6試合で防御率は5・40と苦しみ、球団側は試合直後に決断を下し、同投手を事実上の戦力外とした。

メッツ在籍時にキャリア全盛を誇ったシンダーガードだが、トミー・ジョン手術により2020年シーズンを全休し、21年シーズンの大半も欠場。以前のフォームを取り戻すべく努力を続けているが、苦戦している。16日のレッズ戦で6失点(自責5)を許した際には「スケート靴を履いて投げているみたいだ。足を使おうとするたびに滑ってしまう」と述べていた。