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Tuesday, January 10, 2023

小遣いもらったら、おもちゃ買う?貯金する?…子どもが「お金」学べるネットサービス続々 - 読売新聞オンライン

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 オンラインで「お金」を学べる子ども向けの動画やアプリなどのサービスが相次いで登場している。将来の資産形成に向けた基礎知識を学ぶ狙いのほか、18歳で親権者の同意なしにクレジットカード契約が可能になったことや、高校で投資などについて学ぶ授業が必修化されたことも、ニーズの高まりの背景にありそうだ。

 アプリ開発を手がけるキッズスター(東京)の社会体験アプリ「ごっこランド」には、みずほ銀行が参加している。アプリ内で本物の同行の通帳に似せた「コイン通帳」に、仕事に応じて“お金”がたまり、ミニゲームなどに使える仕組みだ。ためる、使う、増やすといったお金の用い方を疑似体験できる。みずほ銀行は「年初はお年玉などでお金を意識する機会も増える。楽しく学ぶために役立ててくれれば」(広報)と話す。

 ソニー銀行は、NPO法人「放課後NPOアフタースクール」(東京)と連携し、小学生と保護者がお金の使い道を学べる動画「はじめての金融教育 お金をもらったらどうする?」を作成した。

 動画は、小学1年の子どもが親戚からもらった小遣いの使い道を考え、玩具を買うか貯金するかなどを考える内容だ。子どもと一緒に見た親から「親からは伝えにくいお金の色々な使い道を伝えられた」などの声が寄せられているという。

 こうした金融教育の教材は、自宅でも気軽に使えることが強みだ。同行は「キャッシュレス決済の普及で、現金に触れる機会が少なくなっている。動画を活用して親子でお金の大切さを考えるきっかけにしてほしい」と話している。

 auじぶん銀行が2022年5月、小学生の子どもをもつ親を対象に行った調査では、約7割の人が「家庭で金融教育を行いたい」と回答した。一方、「教え方がわからない」などの理由で、実際に教えることができた人は全体の約2割にとどまっており、手軽に学べるサービスのニーズが高いとみられている。

 日本銀行は21年5月から、小学校高学年から大学生向けに、中央銀行の仕組みを伝えるオンライン講座「教室で、にちぎん」を提供している。学校単位での利用例が広がっているという。

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